これから少しずつ操体法の動画を紹介していきます。
操体法は、きもちのよさをききわけ味わうことでバランスを整えていきます。
つらい方向から楽な方向へではない、数秒のたわめの後瞬間脱力ではない操法を実際にみていただけます。
操体法:第二分析 操者:三浦寛(
人体構造運動力学研究所)
見れない方はこちらへ(YouTube) (
http://bit.ly/a7IKFW)
患者は右側を下にして横臥位に休んでいます。
これは最初に、極性、姿位をききわけさせているからです。
つまり、どちらの方角を向くか、どういった体勢がいいかをききわけた結果、この姿勢が選ばれているのです。
始めに、右足の外反位と内反位でききわけさせ、内反位から足底の押し込みを行っています。
つらい方向から楽な方向へというのも実際に操法としてありますが、それからさらに進めた、一つ一つの動きに快適感覚をききわけるというのも操法としてあります。
どちらも操体法の一部分です。
操体法における最大の特徴は、自力自療ということにあります。
本人にしかわからない感覚(内部感覚)をききわけ味わうことで自然治癒力を高めるのです。
その意味で、何人でやろうと自力自療には変わりがありません。
もともとは仙台の医師であった橋本敬三先生が臨床で行っていたものであり、二人で行うのが基本でした。
感覚をききわけ、味わうということを学習すると、一人でもメンテナンスとして行えるようになります。(自力自動)
操体法動画:両膝の傾倒(自力自動の場合)
見れない方はこちらへ(YouTube) (
http://bit.ly/bs9yVM)
膝が倒れてくるにつれ、同側の腕は内旋し、逆側の腕は外旋、首は反対側を向いてきます。
局所の動きではなく、全身形態が連動してくることが大事なのです。
橋本敬三先生が温古堂で行なっていた、当時の操法の様子を再現したものです。
操体法動画:正坐位での体幹の前屈
現在であれば、両手の内旋と目線を使って前屈に導くところですが、ここでは腰を後ろに押し出すようにして前屈をしています。
前屈というのは、対になる動きはありません。後屈も同じです。比較対照ではなく、その動き自体に気持ちのよさをききわけられるように 導くものです。
そして、脱力の仕方は瞬間急速脱力ではありません。
現在の、気持ちのよさをききわけ味わう第二分析の原型と言えると思います。
当時は楽をとおす操法が主流でしたが、気持ちのいいようにという言葉が使われはじめ、数年後の「気持ちのよさをききわければいいんだ、気持ちのよさで治るんだからな」「楽と快は違う」「動きより感覚の勉強をしなさい」という言葉に繋がってきます。
動きは小さいものですが、快適感覚を味わうことができます。