10

7月

2010

側屈 ~重心移動の法則~

からだの動きは八種類ありますが、そのうち自力で可能なのは六種類。前屈、後屈、右側屈、左側屈、右捻転、左捻転です。
今回は、側屈を紹介します。


まずは重心安定の法則に基づいた自然体で立ちます。
重心安定の法則を参照)

1 足は腰幅に開く
2 つま先と踵(かかと)は平行に
3 背筋を軽く伸ばす
4 膝を軽くゆるめる
5 目線は正面の一点に据える

操体般若身経立位のポジション

この時、足の拇趾(おやゆび)の付け根(拇趾球)に体重がのっている状態になるのですが、ここが起点になります。


◎側屈(右)


まず、右足の拇趾球を右方向へスライドさせるイメージで踏み込む。(これが動きの呼び水となります)
ポイントは拇趾球の内側を踏み込むこと。外側に掛かると、からだを支える為に左足が踏ん張ってしまい、動きがとれなくなります。

内側を踏み込むことで体重が左足に移ってきます。
踵は浮いてきてかまいません。

操体般若身経立位側屈1

更に踏み込むと骨盤が左側にスライドしてきて、左足全体に体重がのります。

 

骨盤全体を左側にさらに押し込むと、上体はからだの中心、骨盤(腰)を介し、自然と右側に側屈してきます。

気をつけて頂きたいのは、左足に載った体重が外側に掛からないようにすること。外側に掛かると、膝が伸びてきて動きを制限してしまいます。

末端(右足の付け根)から始まった動きが徐々に上に移動し、からだの中心、骨盤を介して全身の動きになっていくのを感じて下さい。

腰(骨盤)から背中(背骨)を伝わった動きは左の肩甲骨あたりまできていると思います。

腰(骨盤)の重心移動にともない、左体側は伸長しながら左の肩が上がり、右体側は逆に短縮しながら右の肩が下がってきます。頸は右側に側屈してきます。

ここで左の手を内側に捻っていくと、肩甲骨がより動いてきます。(同時に、右手を外側に捻ると更に側屈の表現がしやすくなります)

操体般若身経立位側屈2

目線はやや左上方に、あるいは、下がってくる肩か腰にとおします。(意識を向ける。)慣れてくると、目線だけで側屈の動きを感じられるようになります。

 

からだの動きは、末端関節から、からだの中心、腰(骨盤)へ、さらに全身の連動へとつなげていきます。(からだの中心から動くと、連動が曖昧になってしまう。)

手は小指(尺骨側)、足は拇趾(脛骨側)を運動作用点とします。

ゆっくり静かに動くこと。動きを流れでとらえること。



*動きの途中で、つらかったり、窮屈な場合は無理に続けないで下さい。
からだに歪みがある場合、動きがとりづらいことがあります。

 

 

いずみ操体研究所 辻知喜

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Last Update 2012/04/13

 

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2011/09/08 捻転 〜重心移動の法則〜 を追加

2011/09/03 秋季東京操体フォーラム 速報を追加 

2011/08/29 写真専用のページを追加 

2011/08/26 東京操体フォーラム in 京都  プログラムを追加

2011/05/14 施術の流れ を追加 

 

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