水
16
6月
2010
日常生活の中で、あるいはスポーツなどでからだを動かす際に、共通したルールが存在します。
からだは、うまく使えば、怪我や疲れで痛める状況は少なくなります。
肩こりや腰痛で悩んでいる人は、動き方に特徴があります。
歪みの原因は、息・食・動・想・環境と様々ですが、動の部分が改善されれば、良い方向に向かっていく可能性があります。
身体運動の法則の中で、基本的なからだの使い方のルール、重心安定の法則があります。
まず、大前提として、手は小指側を利かせ、足は親趾側を利かせます。
どういうことかというと、からだの正中に力が集約されるように使うということです。
無駄なく、効率よく、動きがきれいでいて、疲れにくい。
手は小指を使うことによって脇が締まり、足は親趾側を使うことによって拇趾球に体重がのるようになり、下半身が安定し、上半身が力みなく楽に使えるようになります。
操体を学ぶに当たって、まずはこの重心安定の法則を徹底的にからだに落とし込みます。
これが出来ないと、操法の流れに影響し、十分な介助が出来ないことになります。
快適感覚が味わえるかどうかはこれに掛かっていると言っても過言ではないと思います。
重心安定の法則を含む身体運動の法則(操体では般若身経・はんにゃしんぎょう、と呼びます)は、健康体操やエクササイズではなく、理にかなったからだの使い方を学ぶ第一歩なのです。
立つというのは、動きが止まった状態ではなく、動きを前提としての働きを持つ基本姿勢です。
そこに無駄な力みがあってはいけないのです。
この力みを抜いてくれるのが、親趾であり、腰であるのです。
足、そして足の趾はからだの土台となります。
そこを生かせるかどうかは重要なポイントになります。