操体法における最大の特徴は、自力自療ということにあります。
本人にしかわからない感覚(内部感覚)をききわけ味わうことで自然治癒力を高め、ボディの歪みを整えます。
からだの事はからだが一番よく知っているので、からだにききわけてみるのが一番です。
施術者はそのお手伝いをするに過ぎません。
一般向けに自分で出来る操体法として紹介してある本などがありますが、その影響か、中には操体法は自分一人でやるものだと思っている方も居るようです。
確かに、きちんとやり方を覚えれば一人で行う事も可能です。
もともとは仙台の医師であった橋本敬三先生が臨床で行っていたものであり、二人で行うのが基本でした。
助手が付けば三人の場合もあるし、馴れてくればメンテナンスとして一人で行うことも出来ます。
セミナーなどで、大勢が参加して行う場合もあります。
どの場合も自力自療である事には変わりがありません。
自力自療は人数には関係ないのです。
何人の場合でも、感覚をききわけるのは本人であり、その情報に基づいて行うことにおいて自力自療はかなうのです。
橋本先生も、「気持ちのよさをききわければいいんだ。気持ちのよさで治るんだからな」との言葉を残しています。