「運動系は硬組織なる骨格を基盤として、これに付着連結する筋肉を主体とし、これが緊張弛緩するときに同調する皮膚までを含めた軟部組織とから成り立ち、(後略)」
(「
生体の歪みを正す―橋本敬三論想集」より)
からだの動きには八つあります。
前屈、後屈、右側屈、左側屈、右捻転、左捻転、牽引、圧迫です。
連動という点において、あらゆる動きはこれらに集約されて成り立っています。
操体では、世界で最も短いお経になぞらえ般若身経(はんにゃしんぎょう)と呼ばれ、からだの使い方・動かし方の基本法則として伝えられています。
もともとは橋本敬三先生が半世紀ほど前に纏めた平均集約運動法から少しずつ改良更新されたものであり、現在も研究が続けられているものです。
そこでは三つの法則と二つの相関性が説かれています。
重心安定の法則(からだの使い方)
重心移動の法則(からだの動かし方)
連動の法則
呼吸との相関性
目線との相関性
これらは、からだの使い方、動かし方の基本であり、自然体(健康体)としてのあるべき姿を問いかけ、それが成り立つ理と約束ごとが示されたものです。
からだは、ルールを守って使えば健康にすごすことが出来るのです。
般若身経(からだの使い方・動かし方の基本法則)
見られない場合はこちらへ(YouTube)http://bit.ly/9dtoQP
これは2009年の秋に行徳のゴールドジムで行った「臨床家による操体セミナー」が始まる前に、この日参加の東京操体フォーラム実行委員で撮影したものです。
追記:般若身経の各動きの写真を載せました。
Reference > Photo へどうぞ。
いずみ操体研究所 辻知喜