橋本敬三先生が温古堂で行なっていた、当時の操法の様子を再現したものです。
操体法動画:正坐位での体幹の前屈
現在であれば、両手の内旋と目線を使って前屈に導くところですが、ここでは腰を後ろに押し出すようにして前屈をしています。
前屈というのは、対になる動きはありません。後屈も同じです。比較対照ではなく、その動き自体に気持ちのよさをききわけられるように 導くものです。
そして、脱力の仕方は瞬間急速脱力ではありません。
現在の、気持ちのよさをききわけ味わう第二分析の原型と言えると思います。
当時は楽をとおす操法が主流でしたが、気持ちのいいようにという言葉が使われはじめ、数年後の「気持ちのよさをききわければいいんだ、気持ちのよさで治るんだからな」「楽と快は違う」「動きより感覚の勉強をしなさい」という言葉に繋がってきます。
動きは小さいものですが、快適感覚を味わうことができます。